第四话「天才料理人シロ 降伏したベジタ村」
「お前達、これ以上抵抗すれば村が壊滅するぞ。このバ……男は手加減をしらんからな」
エディムが宣言する。
確かにオルティッシオの力は凄まじい。
ギガンド様を始め村の並みいる戦士達を軽々と倒したのだ。オルティッシオは、獣人族最強である現族長のベジタブル様より力は上かもしれない。
オルティッシオに逆らえば、村は壊滅する。それは村の住人全てが痛感しているだろう。
ただ、村人達は全員無言だ。
オルティッシオ達の問いに応えず、顔を俯かせじっとしている。
当然だ。
強者こそ正義!
狼フェンリル族の掟である。
オルティッシオが人族であろうとそれは関係ない。普通の降伏勧告であれば、絶対的強者のオルティッシオに従うのもやぶさかではないのだ。
だが、オルティッシオの物言いがあまりに酷すぎる。
誇り高き戦士、狼フェンリル族を家畜呼ばわりするのだ。
下くだるだけであれば、まだ納得できる。オルティッシオの下であろうとも、戦いを満喫できればよい。
家畜呼ばわりの奴隷扱い。戦士として扱われないのは、狼フェンリル族の沽券に関わるのだ。
「返事はどうした?」
「……」
村人達……(內容加載失敗!請刷新或更換瀏覽器)